マーガリンの危険性はトランス脂肪酸が理由!?バターとの違いは!?

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マーガリンはバターの代用品として誕生し、今ではバターよりも多くの商品が売られています。マーガリンは植物性の脂肪だから、動物性の脂肪であるバターよりもヘルシーで体に良いと思ってはいませんか?実は、マーガリンに含まれている脂肪は「トランス脂肪酸」というもので、危険視されている脂肪酸のひとつなのです。

マーガリンに含まれる食品添加物とは!?

マーガリンのパッケージの原材料を見ると、「植物油脂、食用精製加工油脂、食塩、粉乳、乳化剤、香料、着色料、その他」となっています。

トランス脂肪酸は、この中の植物性の油脂を加工する過程で発生するものです。

マーガリンやショートニング、またはそれらを使用したお菓子などに多く含まれています。

トランス脂肪酸の危険性とは!?

トランス脂肪酸は、植物性の油に水素添加し化学反応を起こしたり、原料に高温高圧を加え食用油を抽出する時に発生します。

脂肪酸の分子の形が変わるため、血圧や血液の粘度を微調整するホルモン(プロタグランディン)を作れなくなってしまいます。

トランス脂肪酸を多く摂ると、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させ、善玉コレステロールを減らしてしまいます

がん、動脈硬化、心疾患、高血圧、コレステロール異常、アトピー性皮膚炎など、さまざまな病気の原因となることが指摘されています。

また、妊娠中の女性の場合、赤ちゃんの成長が遅れてしまうこともわかってきています。

マーガリンはプラスチックみたいなもの!?

常温では液体の植物油に水素添加をすると、脂肪の分子構造が変化して油が固まります。

その変化した構造がプラスチックのようであり、マーガリンはオイルのプラスチックと呼ばれたりしているのです。

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の量とは!?

マーガリンには、約1%~16%のトランス脂肪酸が含まれていますが、商品によって大きな差があります。

食パン1枚に塗るマーガリンの量(約10g)からすると、トランス脂肪酸が多く含まれているマーガリンは、基準の厳しい国では規制値を越してしまうようなものもあります。

ではなぜ危険であることが指摘されているのにも関わらず、マーガリンが使用されているのでしょうか。

原料となる植物油は、バターの原料である生乳と比べて日持ちするからです。

また価格もバターに比べると格段に安いため、マーガリンを使用する家庭や企業が多いのです。

トランス脂肪酸の海外での扱われ方とは!?

世界保健機関(WHO)では、トランス脂肪酸の摂取量をエネルギーの約1%未満にするように勧告しています。

オランダではトランス脂肪酸を含む油脂製品は販売禁止、デンマークでは食品への含有率を2%に制限し、アメリカでもFDA(食品医薬品局)がトランス脂肪酸を含む油脂の食品を禁止しているほどです。

一方、世界的にはその危険性が指摘されているのにも関わらず、日本では諸外国のような規制は定められていません。

一部の企業の間ではトランス脂肪酸を低減させる動きがありますが、さきほど述べた利点により、まだ規制の対象にはなっていないのが現状なのです。

最後に

トランス脂肪酸を多く含む食品はマーガリンを含め身の回りに多く存在します。

油は体に必要なものなのですが、大量に摂取する必要はないので、できるだけ体にいいものを選ぶべきではないでしょうか。

毎日パンを食べているので、マーガリンも毎日食べているという人も少なくないと思います。
そんな方は、マーガリンではなくバターにしたり、トランス脂肪酸をできるだけ減らしたマーガリンもあります。

自分や家族、特に子どもが食べるものに関しては、価格や日持ちだけで選ぶのではなく、健康面への影響も考えて食品を選んでほしいと思います。

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