食品添加「乳化剤」とは!?害や危険性、原料や用途は!?

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最近の食品の多くに含まれている「乳化剤」と呼ばれる食品添加物。この添加物の用途や原料、または危険性や害などについて解説したいと思います。

乳化剤とは!?

乳化剤とは、言葉の通り、「乳化」させるための食品添加物のことです。

と言っても、「乳化」なんて言葉は我々一般人からしたら馴染みゼロなのでザックリ説明すると、混ざり合いにくいものを均一の状態にさせることを「乳化」と言います。

例えば、水と油って一緒に混ぜてもバラバラの状態ですよね?なので、普通に混ぜただけでは混ざり合いません。それを乳化剤を使うことで、混ざり合った状態に出来るわけです。

そして、これは毎度の通り、乳化剤として使用されている食品添加物が何かは、消費者は知ることが出来ません。

「乳化剤として何かしらの添加物が入ってますよ~」という表示があるだけってことですね。

ちなみに、食品添加物の世界では「乳化剤」と表記されていますが、別の分野で利用されているものだと「界面活性剤」と呼ばれます。

要は…食品に界面活性剤が入っているということです。

乳化剤に使われている食品添加物とは!?

乳化剤として使用されている主な合成添加物が「グリセリン脂肪酸エステル」「ソルビタン脂肪酸エステル」「プロピレングリコール脂肪酸エステル」「ショ糖脂肪酸エステル」

の4つで、この中で最も多く使用されているのが、グリセリン脂肪酸エステルです。

それ以外にも、天然添加物とよばれるものがあり、それが「卵黄や大豆由来のレシチン(もしかしたら、これが一番メジャーかも?)」「キラヤから精製されるサポニン(キラヤとは植物の一種)」「牛乳などを原料としたカゼインナトリウム」

乳化剤と食品に表示されていなくても、レシチン(大豆由来)と書かれている場合は、乳化剤として、レシチンを使用していることが大半だと思われます。

「そっかー、大豆由来の天然添加物なら大丈夫かー、」と安心するのはまだ早い。

というのも、これは乳化剤に限らない話ですが、添加物と同等か、またはそれ以上に、添加物を精製している原料が今問題になっているんです。

一般的に添加物の原料として使用されたものは、原産地やどのような原料が使われているのか、などの明記が不要です。

そうなれば、ある意味当たり前の話ですが、安価なものが添加物の原料として利用されます。

乳化剤も例外ではなく、原料として使用されている大豆は、そのほとんどが、アメリカから輸入された大豆であると言われています。

で、そのアメリカ産の大豆の…9割が遺伝子組み換えの大豆…。

今や日本では、「遺伝子組み換えの作物は避けよう」というのが当然の風潮になりつつありますが、世界的に見ると、日本人は遺伝子組み換えの作物を多く消費していると言われています。

その理由が、正に今回紹介したような内容で、つまり、食品の主原料に「じゃがいも(遺伝子組み換えでない)」みたいに書かれていたとしても、添加物を生成する際の原料として、遺伝子組み換えのものが多く使われているということです。

乳化剤の危険性とは!?

一つ目の危険性は、大豆アレルギー

これは大半の人には関係のない話ですが、人によっては、大豆を食べるとアレルギー反応を起こすことがあります。

成人している人は、自分が大豆アレルギーを持っているのかどうかは、既に認知していることが大半で、普段から意識的に大豆が原料の食品を避けていると思います。

ですが、乳化剤に大豆由来のものが使われていることを知らないと、知らず知らずの内に、大豆の成分を摂取してしまうことがあるので、アレルギー持ちの人は是非、気を付けてください。

もう一つの危険性が、リン酸塩

一般的に販売されているチーズにはほとんどの場合、乳化剤が使用されていますが、その乳化剤として使用されていることがある添加物が「リン酸塩」です。

このリン酸塩、一般にはあまり知られていませんが、添加物業界(?)では、注意の必要な添加物として認知されていて、その理由が、摂取量が増えると、腎臓機能の低下を引き起こしたり、カルシウムの吸収を阻害(要は、邪魔をする)することが分かっているからです。

成人の人は勿論、成長期の子供などには、特に注意が必要な添加物であると言えます。

乳化剤という隠れ蓑…

最後に、本音と建て前について

上でも説明した通り、乳化剤というのは、本来は混ざり合わないものを混ぜ合わせる効果がありますが、乳化剤という名目で、抗菌効果のある添加物が利用されていることがあります。

今の時代、菌の繁殖を防ぐ添加物に消費者の目が厳しい。

そんな時代背景もあり、出来るだけ、抗菌目的での添加物の利用を減らしたい。

その隠れ蓑として乳化剤(当然、それ以外の表記でも同じことが行われていることはありますが)という表記が利用されていたりするわけです。

とは言っても今の時代、乳化剤を完全に避けて生活するのは難しいと思われるので、出来るだけ避ける、程度の意識で私は普段の食生活を心がけています。

これは、その他の食品添加物と同じですね。

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